映画祭

岩手は一戸で行われた、カシオペア映画祭に行って参りました。
実はこれが今回の帰省の第一目的だったり(笑)
何故ならば、今年の映画祭は水谷豊さんがゲストだったのですよー！これは行くしか無いだろ!!というわけで。

映画祭は三部構成。まずは映画『青春の殺人者』の上映。
水谷さんの出世作というやつですね。
映画は……もの凄かったです。いろいろと。テーマもストーリーも演技も……痛々しい。
でもって、水谷さん脱ぎ過ぎ！(爆)いや、必要も無く脱いでるとかではないのですが。綺麗な筋肉でした…よ？

休憩を挟んで次は映画『逃れの街』を上映。
これまた…、重いです。普通の青年がちょっとしたことから普通の生活を踏み外し、変わっていくという話なのですが…、とにかく重い。
こっちではあんまり脱いでなかったかな(笑)
途中で入ったネタがあまりにも時代背景を映し出していて、今見ると痛々しいだけ、というのは、まあご愛敬。主人公の後を子犬のように追いかける島田紳助（そして野垂れ死に）にはちょっとびっくりしました。あんなキャラだったんだ……。

で、最後はメインイベントのトークショー。
各上映、イベントの間には30分ほどの休憩時間があったのですが、この休憩時間には水谷さんの持ち歌が流れて、ちょっと嬉しかったです。しかし、その曲目は……「表参道軟派ストリート」　もうちょっと…、他の選曲は無かったのでしょうか。
そしてこの休憩時間中に、実は入り待ちとかもしたのですが(笑)
数メートル先を水谷さんが歩いて行きました～。ホントに小さくて細くて…美人さんでしたよ！
雰囲気がジェントルっていうか穏やかっていうか、笑顔が素敵なんですよね～。
話の内容は、上映された映画に関連したエピソードを聞き、その後は観客の質問に答えるというもので、結構色々な話が聞けました。
長谷川監督(『青春の殺人者』の監督)とのエピソードとか（撮影開始前日に二人で…、のエピソードは驚愕でした。詳細は自粛…）、工藤監督(『逃れの街』の監督)との愛とか(無性に会いたくなって京都まで日帰りとか「監督は僕を包み込んでくれるような方で…」とか、どこの乙女ですか？・苦笑)、岸田森さんとの愛とか(ロケ先の旅館で特別に二人部屋にしてもらって、朝までお喋りって…どこの女子高生よ？)、寺脇さんとの出会いとかとか……。
あまりに仲良しさん(？)なエピソードの数々に、司会者さんも観客も爆笑したり苦笑したり。
質問の方も、何でもないようなことにもきっちり答えて下さって、なかなか面白かったです。水谷さんには、風邪で死ぬのが似合うらしい、とか(笑)
寺脇さんのことを、最初は「寺脇」と呼んでいたのが、途中で素になったのか、「康文」になってたり、工藤優作さんのことは「優作ちゃん」、片桐竜次さん（アイボウでは内村警視長役）のことを「竜ちゃん」などと呼んでいるのも、とても水谷さんらしいというか何というか。
質問の際に2chの実況スレに言及した女子高生（？）には驚愕しましたが。
つか水谷さんって、紛う事なき天然ですね。
そんなこんなで長いような短いような一時間でした……。
つか自分も質問用意して行けば良かった(涙)
水谷さんってちゃんと質問者の方を見て答えてくれるんですよねー。質問者がマジで羨ましかったです…。

まあ、そんなこんなで映画祭終了。幸せを満喫した半日でした。
……で、気付いたことが一つ。
自分って、若い頃の「水谷豊」にはあまり萌えないようです。
もちろんいい俳優さんだと思うし、素敵だな～、とも思うのですが、それ以上にはならないというか。
現在の水谷さんに至る過程としては興味の対象ではあるのですが、それ以上でもそれ以下でもないという感じ。現在の水谷さんは、もう、見てるだけで胸がきゅんきゅん(笑)しちゃうくらいに好きなのですが。何というか……、やはり空気がねぇ、違うのですよね。（今回上映された作品の傾向も多分にあるのでしょうが）
我ながら趣味が…コアなのかもしれないです；
とかいいつつ、現在の携帯の待ち受けは、「青春の殺人者」のポスター写真なんですけどね(笑)素肌に革ジャンはどーかと思います。